過去ログ - 鑢七実「ここは………どこかしら?」布束砥信「学園都市よ」
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826:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/15(金) 16:54:10.77 ID:q+yhiEtUo
きみとつぜんどうしたの


827:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/02/15(金) 17:23:35.14 ID:/VTbZtCp0
まあぶっちゃけオリジナル7割だったが

九重さんあたりが悪刀だの毒刀だの手に入れたら
ドス黒い復讐心の塊となって第2のリーダーみたいになりそうだよね


828:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/15(金) 18:44:09.59 ID:WQVl3/1X0
こんばんわ。今夜で今スレ最終話です。急いで急いで書いたので、溜まりに溜まっております。長いので、よろしくお願いします。

質問などの回答は最後にします。




829:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/15(金) 18:46:07.30 ID:WQVl3/1X0
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あの夜の事を、よく覚えている。

物忘れの多くて、決して良くはない頭でも覚えられたのは、あの、月がとても綺麗だったから。
以下略



830:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/15(金) 18:47:14.97 ID:WQVl3/1X0


そうだ。自分は決めたではないか。殺めた人間の、生きる筈だった生涯を奪う事の覚悟を――――。


以下略



831:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/15(金) 18:47:59.51 ID:WQVl3/1X0

「俺が、あいつの願いを聞いていれば、叶えてあげれば、虚刀流の正式な門下生として迎えていれば、絹旗は俺の技を盗もうとはしなかった。
親父が俺に教えたように、俺も絹旗にきちんと教えてあげれば、姉ちゃんが言う盗人にはならなかった筈なんだ。
――――姉ちゃん、もしも虚刀流当主としてそうしたいって言ったら、真っ先に絹旗を攻めなかった筈だ。そうだろ?」

以下略



832:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/15(金) 18:49:11.97 ID:WQVl3/1X0
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結局、自分の刀である七花の応援をしようか、それとも指揮官として絹旗の容体を見ようか、とがめは迷った末、後者を選んだ。

案内された集中医療室には既にフレンダと滝壺がいて、酸素マスクをしている絹旗に…もう死んでいるとしか思えない絹旗に泣いてすがっていた。
以下略



833:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/15(金) 18:50:18.09 ID:WQVl3/1X0


「…………ぁ……せ、………い……だ」


以下略



834:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/15(金) 18:52:06.98 ID:WQVl3/1X0
それなりに格闘術を齧っているフレンダは、華奢ながらもそれなりの筋力を持っていた。とがめの体を押し潰すほど力は無いが、息を止める程の力はある。

とがめは苦しそうな顔をする。だが抵抗はしない。この苦しみなど、絹旗のそれと比べる事すらできない。

その態度が癪に障ったのか、フレンダは震える声で怒鳴りつける。
以下略



835:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/15(金) 18:53:32.32 ID:WQVl3/1X0
とがめはそう呟く。自分の心に巣食っていたものは、なんと恐ろしい怪物だったのか。

その時、バキッと、とがめの顔に衝撃が走る。


以下略



836:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/02/15(金) 18:54:40.11 ID:WQVl3/1X0
良いだろう。死んでやる。元より死んだ身。死ぬのは怖くない。地獄の旅路なども怖くない。この世の地獄に勝る程の地獄は無いから、平然とあの世に行ける。


「とがめ、そんなことしたらしちかさんが…」

以下略



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