過去ログ - おっさんがハッピーシンセサイザーを踊るまでに至る長い経緯(勝手な妄想)
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83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)
2012/04/07(土) 21:17:16.44 ID:+70U/rKo0
「本当に酷い叔母さんですね。ナベさん本当に恭子ちゃん大丈夫なんですか?叔母さんの話がマジだともう踊りなんて絶対やらないと思うんスけど」

帰りの高速を走っている中、聞いてきた。

直樹はいつもはチャラいというか限りなく軽い雰囲気で今もはたから見ればそう見えるが、正直怒っている。

「一応、考えはある。そこで直樹に聞きたい事があるのだが」

俺がそう言うと、直樹は何でも協力しますよ、言ってください、と先を促した。

そして俺は直樹に自分のしようとしている事を伝えた。

「はははっ、それはいいですね。ナベさんらしい!・・・うん、いいヤツがあります。後で、今日中にでもナベさんのパソコンに送っておきます。おれも偶然そっち関係に興味があったので色々知ってるんすよ」

「たすかる」

「いえ、恭子ちゃんの事頑張ってください。・・・今のナベさんあの時のようですね。目というか、気合というか」

あの時?

「以前会社でウチのチームがトラブルで解散の危機に陥ったときの事ですよ。ナベさんが動き回って飛び回って何とか、解決したときの事です」

二年も前の話じゃねえか。

「菜月がウチの社員になる為頑張りだしたのもそれが切っ掛けらしいですよ」

あいつ、そんな事一言も言ってねえ。

かっこ悪くて素直に言えないんですよ、とまあ、そんなことを言っているうちに契約している貸し倉庫に到着し荷物を全て収納させた。

「それじゃあ、ウチは近くなんで歩いて帰ります。・・・ナベさん俺に出来る事があったらなんでも言って下さい」

「その時は、、また頼む。今日は本当に助かった」

俺はレンタカーを返し、自宅へと帰る事にした。



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