過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」
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10:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/20(月) 21:12:50.51 ID:WO2eriwB0
──ここは、戦場だ。
それも絶望的なまでの。
人間には恐怖と、圧倒的な駆逐感が与えられる場所。
地雷や、砲弾の炸裂する爆音がまるでゲームの中の世界のように、
途切れ途切れに聞こえてくる。
灰の臭いに混じって、喉を焼きそうな火薬臭がする。
その事実だけが、これが現実であることを示唆する唯一の要素だった。
息を吸って、無線機についているボタンの一つを押す。
そしてまだ若い、兵士というにはあまりにも小奇麗な顔をしている青年は声をあげた。
「こちらはこちらで死星獣を補足次第消去します。皆さんはそろそろ退避してください」
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