過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」
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17:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/20(月) 21:19:28.52 ID:WO2eriwB0
しかし他に、広いそのスペースを半分以上も覆い隠す機械が設置されていた。

まるで象のような白い流線型のフォルムを太陽に光に煌かせている。

外見的には戦車に近い。

だが特徴的だったのは、砲身が中央に人間の大人大のものが一つ、
そして四方八方、いたるところにつけられているということだった。

その機械の頂上にあたる部分に青いクリスタル素材で覆われた操縦席がある。

そこには絆よりも十歳以上幼そうな女の子がゆったりと腰を下ろしていた。

白い簡素な病院服を着ている彼女の腕や足、果てにはこめかみには
操縦席の壁から伸びているコードの先端が、点滴の針のように無数に突き刺さっている。


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