過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」
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21:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/20(月) 21:25:04.03 ID:WO2eriwB0
それに応じてスピーカーから流れてくる彼女の吐息が苦しそうに荒くなる。
なるべくそれを聞かないようにして、絆は迫り来る死星獣をにらみつけた。
エネルギーを示す計器の一つに設置されているメーターが物凄い勢いで満杯になっていく。
十秒も経たずにAIの声がまた聴こえた。
<エネルギー抽出完了。最適化を開始します。冷却ジェネレーション起動。
コアシステム許容量を八十七倍でオーバーしています>
引き金を握る。照準を合わせる。ただそれだけのこと。
両手で握ったグリップに、
それだけのことなのに何故か手の平から噴出した物凄い量の汗がにじむ。
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