過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」
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26:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/20(月) 21:36:23.84 ID:WO2eriwB0
視線を向けた先にはまた、
彼と同じような黒尽くめのスーツを着た男性が歩いてくる所だった。

こちらは顎に僅かなヒゲを蓄えていて、
絆に比べれば少しばかり年上であるかのような印象を受ける。

そして彼の後ろには、十四、五歳ほどだと思われる金髪の少女がついてきていた。

質素な灰色のワンピースを着ている。

彼女は絆の姿を見るとパッ、と表情を明るく変えて駆け寄ってきた。

「絆!」

愛しそうにそう呼ばれて、胸に飛び込んできた少女を抱き、
彼は苦笑しながらその頭をくしゃくしゃと撫でた。


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