過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」
↓ 1- 覧 板 20
27:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/20(月) 21:39:04.49 ID:WO2eriwB0
「愛(マナ)、どうしたんだ、こんなとこまで」
猫のようにスーツの胸に顔をうずめてくる少女を撫でながら、
絆は近づいてきた男性を見上げた。
人のよさそうな笑みを浮かべながら、彼が肩をすくめる。
「いや、お前に頼まれて預かってたまではいいんだが。
絆はどこだ、絆はどこだって五月蝿くて叶わなくてな。
どうせここにいるだろうと思って連れてきたんだ」
「よくやるよ。お前、軍じゃ俺たちエフェッサーがどう思われてるか知ってるだろ。
能天気なバーリェ連れて、はぐれたらどうすんだ。こいつらなんて慰み者にされちまうぞ」
少しだけ眉をひそめて男性を見上げる。
1002Res/558.31 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。