過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」
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49:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/02/20(月) 22:07:25.32 ID:WO2eriwB0
あからさまにガッカリした表情になった少女の頭をポンポンと撫で、
絃が豪快に笑った。
「そう膨れるな。帰りにラボの皆にも、俺とおみやげを買っていってやろう」
宥めながらタクシーに少女を乗せ、絃は一瞬だけ真面目な表情に戻り絆に耳打ちした。
「元老院は新型の実戦投入を考えているようだ。雪ちゃんを遠ざけるなら今しかないぞ」
少しだけ沈黙し、青年は静かにそれに返した。
「……お前も、相当な変わりモノだよ」
「お前さんほどじゃない」
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