過去ログ - 美琴「だって私は、姉だから」
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54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/03/03(土) 21:09:45.18 ID:1pWf3JI30

「よし……」

ほっと一息吐いて、美琴はその番号へ電話をかけた、
すぐに向こうとつながった。

『Who? って、オリジナルね。どうしたの? こちらは忙しいのだけれど』

「こっちも急用なのよ!! アンタ、今培養機を用意できないかしら!!」

『……What? どうして?』

「……打ち止め、って子を、知ってる?」

『……、あなたが、どうして』

「知ってるのね!?」

美琴は思わず強くたずねると、『……ええ』と肯定の意が返ってきた。

『今、捜索中よ。もしかして、あなた――』

「今、隣に打ち止めがいるの!! すっごく調子が悪くて……!」

『Oh……わかったわ。今から言う場所に来て。勿論、打ち止めをつれて』

布束から場所を聞き、美琴は打ち止めを背負い、打ち止めの負担にならない程度の速度で歩きだした。






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