過去ログ - 美琴「――ばいばい、――番目の、インデックス」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]
2012/02/24(金) 22:34:29.25 ID:q76h1QBE0

「なんでアンタはうちのバルコニーに落ちてたわけ?」

インデックスが黙った。
すこしだけ視線をさ迷わせて、ぼそりと返す。

「失敗……したんだよ」

本当は、建物の間を飛び越えるつもりだったんだけど。
撃たれちゃってね、とインデックスは言った。
私は怪訝そうに眉をよせる。

「なんで、そんなことするのよ」

「追われてた……から」

「追われてた?」

「……魔術師に」

「……魔術師、に? なんでよ?」

また、沈黙。
インデックスは、話すのをためらっているらしかった。
それはまるで……そちら側に、巻き込まないようにするかのような。




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