過去ログ - 吹寄「上条。その……吸って、くれない?」 part2
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161:nubewo ◆sQkYhVdKvM[sage saga]
2012/05/05(土) 12:54:21.73 ID:3zAMMc1ko

やばい、と上条は思った。
喜ばせようと思っていってくれたであろう吹寄の言葉が、可愛すぎた。
言葉通りに何でもしたくなる自分の中の欲求を沈めるのに、上条は必死だった。

「あんまりそういうこと言うと、本気で何でもしたくなる」
「嫌いに、なるわよ?」
「なれるのか?」
「馬鹿。そういうこと聞かないでよ。なれるわけないから」
「馬鹿は制理の方だろ。あんまり可愛いこと言うな」
「えっ? あっ……!」

上条はたまらなくなって、吹寄の乳房にむしゃぶりついた。

「はぁん! ちょ、っと急」
「制理が悪い」
「んっ、あ、あ、ぁん!」

もう充分攻めた後だったから、少し上条は歯を立てながら吸い上げる。

「ぃ、ぁぁぁああん!」

胸のいじめ方なら、もう心得たものだ。
初めて乳房を攻めるタイミングは敏感だから優しく責める。
だけど、こうやって気分が高まってくると淡い痛みを伴うくらいの方が、吹寄は悦ぶのだった。
体を触れ合わせ、髪を撫でながら乳首を噛むと、いい声で吹寄は鳴いた。
こちらにぎゅっとしがみついてくるその手の必死さが愛おしい。

「可愛いよ、制理」
「嬉しい」
「気持ちよさそうな顔してる」
「そ、んなのっ! 当麻が悪いの……っ! あっ!」

そのままの勢いで、上条は吹寄の首筋にキスをした。
はじめてのことだったから勝手が分からないが、のろのろと舌を滑らせるようにして舐め上げていく。

「あっ、あっ、ふぁぁ」

刺激が弱いせいだろうか、今度は吹寄の体が弛緩した。

「あは、っ、ちょっとくすぐったいよ……」
「気持ちよくないか?」
「そうじゃないけど、その、っっ」

拒否はしていないのだが、上条の束縛から逃れるように吹寄の体がくねる。
それが面白くて、もっと執拗に上条は攻める。
逃げる吹寄の手を払い、捕まえる。どこかそれは動物が獲物を屈服させる姿に似ていた。
だが絡め取られる側の吹寄も、嫌がっている封ではない。
責められているのを喜んでいるようなそんなところがあった。

「あ、はぁん、こんな格好……」
「どんな格好だ?」
「馬鹿、馬鹿ぁ……」




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