過去ログ - 吹寄「上条。その……吸って、くれない?」 part2
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162:nubewo ◆sQkYhVdKvM[sage saga]
2012/05/05(土) 12:56:02.22 ID:3zAMMc1ko

いつの間にか上条は後ろから吹寄を攻めていた。
逃げるための腕が上条に拘束されているせいで、頬をベッドに押し付ける格好になっている。
そうやって逃げられない吹寄の首元から耳にかけてを執拗に吸い、舐め上げる。
そして気が付けば、吹寄のふっくらとしたお尻が、見せつけるようにきゅっとくびれていた。
それは、後ろから突き貫かれるその体位そのままの姿勢だった。

「お尻、可愛いな」
「あっ、触っちゃ」
「ダメか? 今まで、嫌がったことないだろ」
「だけど……っ」

だって今の姿勢は、ただ触られやすい位置に尻があるだけじゃない。
一番隠すべき、体の奥の奥が、見えやすくて、触りやすい姿勢なのだ。
だからたとえまだ下着と、パジャマの下を履いていても恥ずかしいのは間違いなかった。

「あんまり聞き分け悪いと、触っちまうぞ?」
「えっ? そ、そんなの、聞いてないよ」

いつも上条に触られている肉付きのいい部分から、上条の手がもっと下へと滑っていく
太ももと太ももの間にある、隙間の方へ。

「駄目……だよ」
「なんで?」
「なんで、って。だって」
「濡れてるから?」
「っ?! そ、そういうわけじゃない!」
「でも、結構やばいことになってるだろ」
「知らない」

図星だ。自分だって確かめたわけじゃないけれど、下半身がきゅっとなるような感覚はもう何度も感じた。
きっとまた、洗わないといけないくらいには汚してしまっているだろう。

「触って確かめたら、嫌か?」
「や、だよ。恥ずかしいもの」
「なんで恥ずかしいんだ? 普通のことだろ?」
「知らない……」
「知らないってなんだよ」
「知らないの……駄目、耳元で囁くの、っ!」

絶対に、分かってやっている。
声にたっぷりと息を含ませるようにして、耳のすぐそばで上条は囁くのだ。
時々舐めてくるし、ひどいときは甘噛みさえしてくる。
あまりに上条が近すぎて、吹寄はクラクラしてしまう。

「制理、可愛いよ」
「嬉しいけど、だめ」
「分かった、じゃあもうちょっとしてから、な?」
「え? 違う、そうじゃなくて……ぁ」

上条が、無理な体勢だった吹寄を抱き起こしてくれた。
そして二人でベッドに座り、後ろから上条に抱きしめられる形になった。
乱れた髪を、上条が梳いてくれる。
それが気持ちいいからと身を任せていたら、体の前面から髪が取り払われてしまった。

「あ」



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