過去ログ - 吹寄「上条。その……吸って、くれない?」 part2
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164:nubewo ◆sQkYhVdKvM[sage saga]
2012/05/05(土) 12:59:54.43 ID:3zAMMc1ko

「あっ、あ……! ふあぁぁぁぁぁん!!! ちょ、っぁん! はぁん!」

ギターの弦を弾くように、とでも言ったらいいだろうか。
両手の、そして五本の指を使って上条は吹寄の乳首を執拗に弾いていく。
払い終わった指は戻り際に乳首の周りを滑るように攻めながら戻る。
ローションがわりにたっぷりと唾液を塗ってあるから、力強いその行為が吹寄に痛みを与えることはない。

「だめぇ、ぁんっ! おかしくなるから、だめ、だめ」

あまりに攻めが濃いせいで、吹寄の理性が半分くらい吹き飛んでしまうのだ。
下半身がくねり、安定を求めて指がシーツを這う。
抱きとめた上条の体から離れようとする吹寄を押さえ込み、上条は塗った唾液が乾いてしまうまで、ずっと吹寄の乳首を攻め続ける。

「やだぁ……! もう、だめ! はぁぁん!」

苦しそうに吹寄が息をつく。それに合わせるように、上条も荒い息を吹き寄せの耳元で付く。
結構上条にとっても重労働なのだ。もちろん、それに見合うだけの見返りがあるから構わないのだが。

「とうま、とうまぁ……! ぁぁぁ! い、っ……!!!」

びくん! と吹寄の体が跳ねた。
穏やかなままに吹寄が受け取れる快感よりも強いものを与えたときには、決まってこうなるのだ。

「乱れてる制理を見るのって、なんか満たされるよな」
「……ぇ?」
「可愛いよ、制理」

暴れたせいで、もうパジャマのズボンも少し脱げかけだ。
身に付けている下着がちらりと覗いている。

「ごめんね」
「え?」
「あたしばっか、してもらってるよね」
「まあそうだけど、でもこういうのってそういうもんじゃないのか?」
「……当麻がそう言うなら、そうかもしれないけど」
「まあ、お返ししてもらう方法がないわけじゃないけど」
「え?」
「まだ制理には早いだろ。……なんのこと言ってるか、その、わかるか?」

女性が男性に尽くす、性的な方法。
もちろん体でつながるというのもその方法の一つだろう。
だけど、もっと女性の側が主体的な行為を、上条は示唆していた。
……そして別に、吹寄とて何も知らない初な少女ではない。
体験したことははじめての恋人に誓って一度もないけれど、だけど、知識としては知っている。
上条の体を、吹寄が舐め上げるのだ。それも、上条の、一番自分の体とは似ていない、その部分を。



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