過去ログ - 吹寄「上条。その……吸って、くれない?」 part2
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212:nubewo ◆sQkYhVdKvM[saga sage]
2012/07/23(月) 11:05:39.57 ID:GBGlseoVo

「制理、愛してる」
「あたしも、だよ」

それで、ほっとした。下着を脱がせようとする上条の指を、静かに受け入れる。
自分でやるよりたどたどしい手つきで、腰からお尻にかけて、下着のゴムが滑っていく。
神妙な面持ちの上条を見て、吹寄は少し笑ってしまった。
上条は今更ながらに、吹寄のお尻の柔らかさを感じていただけなのだが。
やがて下着はお尻を抜けて、太ももまでずり下ろされた。
もう、自分の下半身を隠すものは何もない。
思わず吹寄は隣にある掛け布団を手繰り寄せようとして、止めた。
見せるのは恥ずかしいけれど、嫌なわけじゃない。
だけど隠そうとしたら、拒否しているように思われるかもしれない。
そんなことを考えていたら、上条が意地悪そうな顔をしていた。

「もう冷たいの、平気か?」
「っ! そりゃ、当麻が脱がしたんだから平気になったわよ」
「そっか。確かにこれ、すごいことになってるもんな」
「えっ……?」

確かめるように、上条が指で触っていた。
吹寄の体じゃなくて、今脱がせたばかりの下着を。
暗がりだからきっと上条には見えないだろうと信じたい。
透明よりは僅かに黄色がかった、自分の体液がベットリついたそこは。

「ちょ、ちょっと何してるのよ」
「何って。触って確かめてる。やっぱり下着、めちゃくちゃ濡れてたんだな」
「ば、馬鹿。馬鹿! 何処触ってるのよ!」
「何処に触ってもいいだろ? そもそも制理の体に直接触ってるんじゃないし」
「それより悪いわよ」
「なんで?」
「だって、こんなの……っ」

酷い辱めだ。自分が感じていた証拠を押さえて、勝ち誇るみたいに。
抗議のつもりで上条を見上げたら、まだ、意地悪な顔をしていた。

「制理」
「何よ」
「これ見てくれ」
「え?」

上条が人差し指と親指を、吹寄の前にかざした。
くっつけ合わされた二本の指を離すと、つうっと、何かが糸を引いた。
それが、自分の愛液であることを察するのに、さほど時間は要らなかった。

「ちょ、ちょっと! やだっ」
「すんげぇ糸引いてる。これ、汗とかじゃないよな?」
「何言ってるのよ!」



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