過去ログ - とある未来の通行止め その3
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155:ブラジャーの人[saga]
2012/03/30(金) 17:31:23.16 ID:7wzoBWH80

二十人掛けの長いテーブルの端に、パタリロ、マライヒ、バンコラン。
向かいには打ち止め、一方通行とフィガロが座った。

「……何で俺の隣なンだ」
「だめ?」
「だめとは言ってねェ。理由を訊いただけだ」
「ここがいい」
「………」

会ってからずっと、子供は一方通行の隣にばかり陣取りたがる。打ち止めは羨ましそうにしていたが、なんだか気味が悪い。


食事が進み、やがて全員に厚切りのステーキが運ばれてきた。
何か動物の肉に見えるが、メインディッシュはパタリロのオヤツになったはずなので、これはどうしたのだろう。
肉が無いので、タマネギ達は魚を釣りに行ったのではなかったか。

それよりも疑問に思うことがある。不気味な緑色のソースがたっぷりかかっていて、煮込んであるのか、肉自体も緑に染まっていた。

「お魚じゃなかったの?ってミサカはミサカはグリーンなお肉にびびってみたり」
「安心したまえ。この肉は僕自らが調達してきたモノだ」

確かにパタリロは、妊娠中打ち止めのために材料を調達すると言っていたが……
マライヒはパタリロのことを、「すっごい強欲で守銭奴だよ」と評していたのに、ポケットマネーをはたいたのだろうか。



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