過去ログ - とある未来の通行止め その3
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255:ブラジャーの人[saga]
2012/04/14(土) 03:38:31.96 ID:HQn0c3FJ0

(………打ち止め……)

ベッドサイドの照明を点け、安らかな顔の彼女を覗き込む。この国に来た初日は寝たふりしていたが、今日は本当に寝ているらしい。
大人しくしてくれるのは好ましいが、寝過ぎじゃないかとも思う。
以下略



256:ブラジャーの人[saga]
2012/04/14(土) 03:39:18.02 ID:HQn0c3FJ0

『おや失礼、恥ずかしい?』

『わぁ!? 羽!?ってミサカはミサカはタオルかガウンだと勘違いしてたりっ』

以下略



257:ブラジャーの人[saga]
2012/04/14(土) 03:40:34.52 ID:HQn0c3FJ0

「………………」

嫉妬。困惑。憎悪。

以下略



258:ブラジャーの人[saga]
2012/04/14(土) 03:42:34.82 ID:HQn0c3FJ0

杖使いなのに、まるで競歩のように早い。声をかけづらいので、打ち止めは時々小走りで十メートル後をついていく。
一方通行が、何か勘違いか誤解をして怒っているのは分かるが、さっぱり見当がつかない。

(これは嵐の予感がするぞ、ってミサカはミサカは代理演算没収も辞さない覚悟で監視を続けてみる)
以下略



259:ブラジャーの人[saga]
2012/04/14(土) 03:44:35.42 ID:HQn0c3FJ0

ドン!

ドアを蹴り開けて、一方通行はフィガロ達が宿泊している部屋に一歩を踏み入れた。
突然の乱暴な来客に、マライヒとバンコランが目を丸くする。
以下略



260:ブラジャーの人[saga]
2012/04/14(土) 03:47:50.68 ID:HQn0c3FJ0

続いて一方通行が訪れたのは、パタリロの執務室だった。

「お、どうしたんですか。なんか機嫌悪そう」
「フィガロはどこだ」
以下略



261:ブラジャーの人[saga]
2012/04/14(土) 03:50:21.84 ID:HQn0c3FJ0

フィガロがタマネギ隊員達用の食堂にいることが分かり、パタリロが呼び止めるのも聞かず、一方通行は部屋を出て行った。
パタリロが肩をすくめていると、彼を追っていた打ち止めがやってくる。

「失礼しまーす、ってミサカはミサカは散らかったお部屋に驚いてみたり。ここは王様のお部屋じゃないの?」
以下略



262:ブラジャーの人[saga]
2012/04/14(土) 03:51:50.20 ID:HQn0c3FJ0

フィガロは誰もいない食堂の隅に座り、毎度のことだがゲームを楽しんでいた。
大人用の椅子とテーブルなので、脇から腕全体と顎を乗せただらしない恰好で。マライヒが見たら怒られるので、こうしてこっそりやっている。

画面に影が掛かり、フィガロはプレイをストップさせて振り向いた。
以下略



263:ブラジャーの人[saga]
2012/04/14(土) 03:54:13.69 ID:HQn0c3FJ0

「な、なんか勘違いしてない?」
「オマエがでかくなって打ち止めを裸にしたことを言ってンのか?」
「違うよ違う! あれはお風呂だったから」
「風呂だとォォォ!?」
以下略



264:ブラジャーの人[sage]
2012/04/14(土) 03:55:50.12 ID:HQn0c3FJ0
とりあえずここまで。

間男ならぬ、間天使か……

一方さんが結構アホになった。


265:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/14(土) 03:59:27.65 ID:X9N/nZEDO
>>1乙ぱい

いや結構前から打ち止め一筋の大馬鹿野郎だったしw


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