過去ログ - 「――――心に、じゃないのかな?」3<br>
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◆v2TDmACLlM
[saga]
2012/04/04(水) 14:34:13.39 ID:DVX3XUy80
不敵な笑い声が聞こえた。そしてその言葉の通り浜面にはわからない。繋がらない。
木山晴生が言った様な目的があったとして、それでどうして幻想御手を使って
こんな事件を引き起こしたのかが見えてこない。
そもそも、
浜面「そもそも、幻想御手ってのは一体なんなんだ」
木山「まぁ、それも知らずに本当によく私に辿り着いたものだな。
……あれは共感覚性を利用して使用者の脳波を一定に同調させる音楽ファイル。
複数の脳を繋げる事によって高度な演算を可能にする物さ」
浜面「脳を……繋げる?」
木山「少し難しいかな。分かりやすく言うと複数のコンピューターをいくつも繋げて
ネットワークを構築し処理速度を向上させるようなものだ」
浜面「…………」
つまりは個々によって単一であるはずの脳波を同一にし繋げる事でネットワークを作り、
複数の人間で演算の処理を行い能力の底上げしたという事だろうか。
突拍子のない話で、しかも無能力者の浜面とっては理解しがたい話ではあるが、
しかしその話を聞いて浮かんでくる単語が一つだけあった。
浜面「……ミサカネットワーク」
木山「これは驚いたな。あれを知っているのか」
浜面の言葉に初めて木山が振り返り、少し意外そうな表情をしながらそう呟く。
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