137: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/19(月) 20:44:23.14 ID:qXboas7Oo
そう叫ぶと、アカンベェとアカオーニは別の方向へと移動して行った。
「へ? 今、あの赤鬼さんは何て言ったの?」
138: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/19(月) 20:44:49.41 ID:qXboas7Oo
一方その頃、なおは五人の妹弟たちと一緒にいた。
眩暈を我慢しながら、弟や妹たちを守ろうと必死だったのだ。
139: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/19(月) 20:45:26.37 ID:qXboas7Oo
見るからに調子の悪そうなけいたは嫌そうな顔をする。
「大丈夫、姉ちゃんはすぐに行くから。だから少しの間、この子たちを頼む」
140: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/19(月) 20:46:03.07 ID:qXboas7Oo
不意に体が横に跳ぶ。
それと同時に公園のベンチが真っ二つに斬れてしまった。
141: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/19(月) 20:46:52.02 ID:qXboas7Oo
「モトハルさん、あいつらは……」
「悪い奴らだよ。今まで商店街で水道管が爆発したり、学校のグラウンドに大穴が開いたりする
142: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/19(月) 20:47:37.07 ID:qXboas7Oo
「……!」
その声になおの身体は揺れる。
143: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/19(月) 20:48:20.77 ID:qXboas7Oo
「そんなことをしたモトハルさんが」
「男子高校生を舐めるなよ」
144: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/19(月) 20:48:57.64 ID:qXboas7Oo
挑発は効いているようだ。
「アカンベエエエエ!!」
145: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/19(月) 20:49:36.03 ID:qXboas7Oo
「グロワアアアアア!」
アカンベェだけでなくアカオーニも金棒をふるって襲ってきた。
146: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/19(月) 20:50:33.85 ID:qXboas7Oo
受け身を取ったため、何とか致命傷は避けられたものの、恐怖と音のショックで身体が言うことを
聞かない。
「手間をかけさせやがってオニ」
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