61: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/17(土) 20:45:50.80 ID:ITLhnw4lo
狼男が叫ぶと、
「アカンベエエエエエエエ!!!」
62: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/17(土) 20:46:21.35 ID:ITLhnw4lo
「トシユキたちは普通の人間だから、アカンベェとは戦えないクル」
「へ?」
63: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/17(土) 20:46:49.55 ID:ITLhnw4lo
そう言うやいなや、全身に橙色の光が包んだ。
まるで、真っ赤に燃える炎のような光だ。
64: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/17(土) 20:47:32.35 ID:ITLhnw4lo
「だ、ダメだ。攻撃が当たらない」
みゆきはかなりまいっていた。
65: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/17(土) 20:48:38.77 ID:ITLhnw4lo
それどころか、敵のエネルギー弾を上に跳ね上げてしまった。
いわゆるバレーボールのレシーブだ。
66: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/17(土) 20:49:15.49 ID:ITLhnw4lo
「うん。やれるよ」
「上等や。二人であの化け物を倒すで。飛び道具は任せとき」
67: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/17(土) 20:49:50.75 ID:ITLhnw4lo
「正拳突き!!」
「ギャアアアアアア!!!!」
68: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/17(土) 20:50:39.90 ID:ITLhnw4lo
その一週間後、あかねの所属する女子バレーボール部は地区大会で準優勝という
成績を残した。
69: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/17(土) 20:51:58.15 ID:ITLhnw4lo
そんな唐沢に半ば空気化していたモトハルが話しかける。
「どうした」
70: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/17(土) 20:53:37.10 ID:ITLhnw4lo
「そういうこと。天才と呼ばれた少女が成長期に調子を崩すことはよくある。
今まで意識しないで、できていたことができなくなるんだ」
「なるほど。で、それがなんで空手なんだ?」
71: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/03/17(土) 20:58:02.59 ID:ITLhnw4lo
努力、友情、勝利。今回はこの要素が一番詰まった回だったりします。
関西弁は難しいな。
次回はその、アレです。じゃんけんの準備をしといてね。
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