過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)
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◆jPpg5.obl6
[saga sage]
2012/08/26(日) 23:16:00.84 ID:+Ici/ZdQ0
ローラ「パチュリー、あなたこれ以上使える魔術を増やしていかにするつもりなりけるの?」
ローラ「あなたには『精霊魔術(イノセンス)』がありたるのに」
パチュリー「ただの興味本位よ。 私が使うのは『精霊魔術』だけだし、これ以上手数を増やしても意味ないわ」
ステイル(『精霊魔術』・・・・・・か)
ステイルはパチュリーが扱う魔術の特性を思い返していた。
『精霊魔術』とは自身が生み出した魔力に属性を付け加えて行使する魔術である。
一般の魔術との異なる点は、魔術を用いる際のプロセスの部分だろう。
ステイルを例に取ると、彼の魔術はまず自身の生命力で魔力を生み出した後、
その魔力をルーンが刻まれたカードで作られた結界内で目的に応じて変換することで、
『炎剣』や『魔女狩りの王(イノケンティウス)』を生み出している。
しかし『精霊魔術』は、魔力にあらかじめ属性を付加させてから魔術に用いる。
属性が関係する魔術を用いた場合、魔力が持つ属性によって術式が強化され、さらにランクの高い魔術に昇華する。
ステイルが用いれば『炎剣』の数を増やしたり、『魔女狩りの王』をさらに巨大化させることが出来るようになる。
だが『魔力に属性を付加する』という行為は簡単なことではない。
その技術を習得し、完璧に使いこなせるようになるには相応の時間と労力がかかる。
そのため、『精霊魔術』を用いる人間は、大抵の場合かなり年を食った人達だ。
しかしパチュリーの場合、彼女の外見は二十代前後の姿をしている。
どう考えても、『精霊魔術』を習得できるほどの年月を重ねているとは思えない。
信じられないことだが、おそらく一般にかかる年月の半分以下の長さの修練で習得したのだろう。
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