過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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105:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/23(金) 20:33:08.36 ID:U/74IjXl0
大きな声で彼女は笑うと、
操縦桿を力の限り握り締めた。

その目は、既に正気を失ってしまっていた。

「殺すよ! 全員殺す!」

怒鳴った優の激情を代弁するかのように、
文が陽月王を動かした。

腕を振り、オレンジ色の光を噴出させている
ブレードを凪ぐ。

既に三十メートル近く伸びているエネルギーの刃は、
タイプγを同時に四体、胸から斬り飛ばした。

絆が目を開くことも出来ない速度で陽月王が舞う。

地面を滑りながら鈍重な筈の機体が動き、
長いブレードで地面を、森を斬り飛ばしながら
手近なタイプγのことを頭から両断した。


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