過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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119:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/24(土) 21:35:04.52 ID:s9qUNLnH0
『乗っているのは雪ちゃんではありませんね? 
新しい複製体でもないようです。
……無茶をしましたね。死にましたか? 
大暴れをしてくれたものです
……これだけの被害を出すとは、正直思っていませんでした』

彼女らしくない淡々とした喋り方だった。

どこか達観したかのような、緩やかな口調だ。

顔色は悪い。

良く見ると、腕に携帯型の点滴が取り付けられていた。

心なしか、風に吹かれて仁王立ちの姿が
揺らめいているようにも見える。

そこで陽月王が立ち上がり、死星獣に近づいた。

絆が止める間もなく、文が陽月王のハッチを開いた。

絆と文の姿が、外気にさらされる。


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