過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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171:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/26(月) 19:44:15.02 ID:H1W87tW/0
「…………」

心配そうに見えない目を向ける雪。

その顔から視線を離し、絆は言った。

「さて……俺は出かけるが、お前達は
渚さんと一緒にここに残っていてくれ」

「マスター……お出かけになるのですか?」

心配そうに、食器を洗っていた霧が口を開いた。

彼女は最近、進んでラボの中の家事の
手伝いをするようになっていた。

絆は頷いて霧を見た。

「ああ。少し用事があってな……」


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