過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/26(月) 19:54:35.18 ID:H1W87tW/0
時間通りだ。
病院の入り口には、エフェッサー管轄の
バーリェ専門医達が待機していた。
絆は霧に扉を開けてもらい、
体を引きずるようにして外に出て、呼吸を整えた。
霧が医師達を見て、不安そうに絆の脇に隠れる。
「マスター……まさか……」
言い淀んだ霧に、絆は頷いてみせた。
「もう一人、バーリェを迎えに行く。お前の妹だ」
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