過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
1- 20
23:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/20(火) 01:15:04.39 ID:WAbTKaZT0
絃が投影した映像には、格納庫のような場所で、
今まさに「立ち上がろう」としている、
三体のヒトガタ死星獣
―命が殺したモノと同じモノ―が映し出されていた。

そして、……三体が立ち上がった瞬間に、消えた。

陽炎のように揺らめき、その場からいなくなったのだ。

『繰り返すが、死星獣は我らの戦力であり、
保有している数は、先日お見せしたものに留まらない限りである。
そして軍諸君にもう一度告ぐ。愚かなる虐殺をすることは勝手だが、
諸君らの行動は愚の骨頂である。その証拠を今からお見せしよう』

絃はプロジェクターの電源を切って、また指を顔の前で組んだ。

『今回攻撃するのは、アルカンスト地方のみとする。
これは我々の諸君らに対する威嚇も含まれている。
無駄な抵抗と思索は速やかに最小限に留め、
静かに死の時を待つがいい。以上だ』


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
777Res/23 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice