過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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243:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/28(水) 20:14:28.87 ID:BweApVW10
「俺はお前にもう『命令』はしない。
指示を待つだけの人形になるな。
自分の頭で考えて、行動するんだ。
それが生きていくっていうことだ。
言われるのをただ待つだけなら、
そんなことオウムにだって出来る」

絆の言葉を受けて、圭は何かを言おうとして
失敗し、唇を噛んで黙り込んだ。

そこでガコン、と車が揺れて止まった。

「ラボについたな……
とりあえず、もう一人を紹介するよ」

絆はそう言って、圭の頭をポン、と叩いた。


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