過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/28(水) 20:14:28.87 ID:BweApVW10
「俺はお前にもう『命令』はしない。
指示を待つだけの人形になるな。
自分の頭で考えて、行動するんだ。
それが生きていくっていうことだ。
言われるのをただ待つだけなら、
そんなことオウムにだって出来る」
絆の言葉を受けて、圭は何かを言おうとして
失敗し、唇を噛んで黙り込んだ。
そこでガコン、と車が揺れて止まった。
「ラボについたな……
とりあえず、もう一人を紹介するよ」
絆はそう言って、圭の頭をポン、と叩いた。
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