過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/28(水) 20:16:16.02 ID:BweApVW10
「軍の……?」
――人?
そう雪は形容した。
バーリェでも、死星獣でもない。
そう霧が言ったことを思い出す。
目が見えないゆえに生体エネルギーを
深く感じることが出来る雪の、第一声がこれだ。
絆は、圭がバーリェと死星獣の
融合体から「進化した」新しい個体である
という見方を強めていた。
今までに見たことがないエネルギーを
目撃したため、雪は静止したのだ。
結果、彼女は絆の隣にいる圭を、
バーリェでも、死星獣でもなく、
「人間」であると誤認した。
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