過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
1- 20
246:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/28(水) 20:17:03.26 ID:BweApVW10
「バーリェだよ。何混乱してるんだ?」

しかし努めて明るく、絆は雪にそう言った。

そこで、圭の欠損具合に衝撃を受けていたらしい
渚が我に返り、口を開いた。

「……あのね、雪ちゃんを驚かせようと思って黙ってたの。
新しい子がラボに増えたの。寂しくなってきてたから、
私から絆特務官に言ったのよ……」

渚の言葉が尻すぼみになってだんだん小さくなり消える。

彼女は、腕と足が「ない」圭をもう一度見てから、
慌てて視線をそらした。

その目を受けて、圭は冷めた視線を渚に向け、
絆の方を向いた。

「……誰ですか?」

声を聞いて、雪はピンと来たらしかった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
777Res/246 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice