過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/28(水) 20:17:33.22 ID:BweApVW10
人間ではない。
しかしバーリェのにおいも、
死星獣のにおいもしない。
混乱している風の雪を一瞥してから、
絆は圭に言った。
「あっちが雪。さっき話した、
目が見えない子だ。バーリェだよ」
「そちらの人もバーリェですか?」
「何?」
「え?」
渚の方を向いて口走った圭に対して、
絆と渚は同時に息を呑んだ。
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