過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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27:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/20(火) 01:18:07.18 ID:WAbTKaZT0
もくもくと土煙が晴れて、

真っ暗な「何もない」空間が映し出される。

すり鉢型に地面が抉れていることは分かるが、
月明かりに照らされたそこには、何もなかった。

明かりも、建物も。

逃げ始めていた軍でさえも。

絆はガクガクと震えながら、
テレビを消そうとして床にリモコンを取り落とした。

……怖い。

はっきりとそれを感じていた。

恐ろしかった。

死星獣が。


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