過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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289:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/31(土) 22:37:06.96 ID:FSFT7ye80
「感情的だな。若いだろう。
いつからトレーナーをやってる?」

「……まだ一年よ。でも勲十五等授与者。
勲章は持ってるわ」

胸に誇らしげにつけた勲章を指で指して、
彼女は絆の様子を見て鼻で笑った。

「あなたは捨てたのかしら?」

「ああ。捨てた」

あっさりとそれを肯定した絆の答えの
意味が分からなかったらしく、
椿は一瞬静止して彼に言った。

「捨てたって……勲一等を?」

「俺には必要ないからな。近く返上する予定だ。
勲章が欲しいのなら、いくらでもくれてやるよ」

「正気……? 勲一等授与者の言葉とは思えないわね……」


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