過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/31(土) 22:43:06.21 ID:FSFT7ye80
彼女は、絆と目が合うと
「む……無理です……」
と小さな声で呟いて、ふるふると首を振った。
しかし絆はまた圭の頭を撫でてやってから、
椿に向き直った。
「分かった。いいだろう」
「特務官様……!」
圭が左手で絆の袖を引っ張る。
それを無視し、絆は続けた。
「丁度俺も、この子の性能を見たかったところなんだ。
バーリェが相手になってくれるというなら有り難い」
軽く笑ってから付け加える。
「まぁ、勝負になればいいがな」
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