過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/03/31(土) 22:47:20.71 ID:FSFT7ye80
「…………」
圭は俯いて唇を噛んだ。
しばらくして彼女が小さく言う。
「……分からないんです」
「何が?」
「操縦方法、分からないです……」
一瞬その意味が分からずに、
絆はコーヒーを口につけたまま静止した。
そしてその熱さで我に返って、慌てて聞く。
「分からないって……
お前、頭の中に操縦プログラムが
インストールされてないのか?」
「……はい。そうだと思います」
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