過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/02(月) 19:49:25.92 ID:6Wpsnxgd0
「……あなたこそ、何をしに?
助けを呼んだ覚えはないが」
「先ほどの戦闘訓練の様子は、
オペレーションルームで全て見させてもらった。
そのバーリェの性能は素晴らしい。
手放すには惜しいと思ってな」
駈は絆と目を合わせずにそう言って、
隣の自動販売機に近づいた。
女性職員が駆け寄って、カードを差込み、
少し待ってからコーヒーを取り出す。
それを受け取り、口につけてから駈は壁に寄りかかった。
そして嘗め回すように圭のことを見る。
「ふむ……」
小さく呟いて、彼は言った。
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