過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/02(月) 19:56:44.72 ID:6Wpsnxgd0
*
結論から言うと、駈と話した時から
五日間、圭は一睡もしていない。
絆と渚が後退で見るようにしていたが、
徐々に圭から、元々なかった
元気が更になくなってきていた。
目の周りにはクマが浮き、心なしか
ロールアウトされてきた日よりも
やつれているような気がする。
最近目が乾くという訴えがあったので、
絆がかなり高級品の目薬を買ってやったところ、
圭は初めて少しだけ嬉しそうな顔をした。
ずっと、それを左手で握っている。
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