過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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330:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/02(月) 19:57:26.71 ID:6Wpsnxgd0
彼女の疲労は、当然のことだった。

睡眠は動物が体と精神を休めるのに必要なことだ。

いわば『必須』の昨日だといえる。
以下略



331:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/02(月) 19:58:06.13 ID:6Wpsnxgd0
「そ、そうですか……じゃあ、ご飯にしますか?
 圭ちゃんの好きなものを作ります!」
 
霧がそう言って立ち上がる。

以下略



332:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/02(月) 19:58:34.20 ID:6Wpsnxgd0
「…………」

雪が戸惑ったように圭の方を向く。

当の圭は、興味がないのか左手で
以下略



333:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/02(月) 19:59:07.05 ID:6Wpsnxgd0
ボサボサの髪の毛で、渚はキッチンに入っていった霧に

「私も手伝うわ、霧ちゃん」

と言って後を追っていった。
以下略



334:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/02(月) 19:59:42.65 ID:6Wpsnxgd0
それだけならいいのだが、その兵器が「通常」ラインで
運用されるためには、普通のバーリェの命が、
三十分間で二十五体必要になる。

雪、霧、そして圭の三人がいて初めて動作が許される。
以下略



335:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/02(月) 20:00:20.96 ID:6Wpsnxgd0
それをゴミ箱に叩きつけ、
絆は立ち上がろうと松葉杖に手をかけた。

そこで、突然ニュース番組が切り替わった。

以下略



336:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/02(月) 20:01:01.62 ID:6Wpsnxgd0
『我々はいかなる賛同者も、協力者も求めない。
この度の沈黙は、死星獣の技術解明のためであり、
決して人類諸君に対して情を施したわけではないことを、
事前に釈明させていただく』

以下略



337:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/02(月) 20:01:49.90 ID:6Wpsnxgd0
『我らの防衛拠点が完成した。
この度の沈黙を破り、ここを拠点に、
我々はもう逃げも隠れもせず、
諸君らを攻撃することになる』

以下略



338:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/02(月) 20:02:43.11 ID:6Wpsnxgd0
絃はプロジェクターの電気を消し、
暗い笑みを発した。

『ついては、本日十五○三十に、
エフェッサーの本部拠点に一斉攻撃をかけ、
以下略



339:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/02(月) 20:03:30.37 ID:6Wpsnxgd0
――エフェッサー本部に対して、
フォロントンを拠点に一斉攻撃?

今絆達がいるラボも、攻撃対象の
区画に入るってことか……?
以下略



340:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/02(月) 20:03:58.93 ID:6Wpsnxgd0
「……くそっ!」

ギプスを嵌められた腕で、太ももを強く叩く。

「何が新世界のためだ……!」
以下略



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