過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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433:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/06(金) 19:48:13.69 ID:tCTVvjTx0
大恒王が及ぼした静かな大破壊に、
絆と渚は唖然としていた。

ただ、唖然とするしかなかった。

何が起きたのか分からなかったのだ。

「全エネルギーヲ放出シマシタ。
大恒王ハ活動ヲ停止イタシマス」

ブゥン、と音がして大恒王のコクピット内の明かりが消える。

非常用の赤いランプが点滅し、圭が力なく首を垂れた。

「圭!」

意識を失った彼女を、死んだと勘違いした絆が、
青くなってシートを駆け下りた。

そして圭の脈拍を確認し、泣きじゃくっている霧と、
圭の頭を抱き寄せる。


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