過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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445:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/07(土) 20:00:59.72 ID:sVh0F2PK0
「ベルベットバンカーヲ使用シマス」

AIのナビが、Gに悲鳴を上げた
雪達の声を掻き消すように響く。

目も開けられない速度だった。

ガタガタと機体が揺れ、所々のパーツから
爆発の煙を上げながら、
大恒王は振り上げた両手を、戦劫王に叩き付けた。

凄まじい衝撃がコクピットを襲う。

圭はその中で、表情一つ変えずに
トリガーを手前に引き込んだ。

そしてコクピット前部から競りあがってきた
銃のような発射装置にかじりつき、
歯で撃鉄を起こし、コッキングする。

両腕を叩き付けたインパクトの瞬間の出来事だった。


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