過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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495:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/11(水) 18:20:48.75 ID:MxHNRHcq0
動かない彼女。

鼓動を止めた彼女に、俺は静かに言った。

「帰ったら……みんながいるんだ。みんな、
帰りを待っててくれるんだ。
だから……一緒に帰ろう。家に」

「…………」

「目を開けろ……一緒に帰るんだろう? 
一緒に帰れるんじゃ、なかったのか?」

その問いに答える声はなかった。

いくら待っても、帰ってくるのは
漠然とした沈黙だけだった。


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