過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/11(水) 18:21:24.07 ID:MxHNRHcq0
この子が、何であろうと構わない。
たとえそれが、存在することが許されないもので
あったとしても、俺はそんなことを問題にはしない。
これからも、きっと気にはしないだろう。
それを、ただ伝えてやりたかっただけなのに。
もう、彼女は動かない。
亡骸をそっと地面に置いたところで、
体中の力が抜けた。
泥水の中にうつぶせに倒れこむ。
もう、体を動かすことが出来なかった。
……ごめんな。
お前達を、十分に愛してやることができなくて、
ごめんな。
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