過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
1- 20
546:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/13(金) 18:23:31.95 ID:72uX6PGo0
純粋な彼女の瞳を受けて、
絆を初めとした純以外の全員が硬直した。

雪までもが動きを止めた。

……やはりこの子は知っている。

圭が死んだことを。

雪の様子を見て確信し、
絆は慎重に言葉を選んで口を開いた。

「……多分、戦争が終わったら会えるよ。頑張ろう」

「はい! 楽しみにしてます!」

頷いて霧が笑う。

それにぎこちない笑みを返して、
絆はピザを口に運んだ。

釈然としない顔で彼を見ていた純は、
一つため息をついて、また食事という作業に戻った。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
777Res/546 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice