過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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569:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/16(月) 19:40:55.94 ID://P1Hl+o0
彼女の姿が通路の向こう側に消える。

……まだトレーナーになりたての頃の、
自分にそっくりだ。

絆はそう思って苦笑した。

あの時は、よくこうやって絃と話し合ったものだ。

そこで絆は、呆れたようにこちらを
見ている純と視線を合わせた。

「どうした?」

純は聞こえよがしにため息をついてみせると、
本に視線を戻した。

「……いえ。特務官様は、私のお話を
一切お聞きになっていなかったのだなと思いまして」

「聞いてたさ。俺は、今の俺が思う正直な
気持ちを言ったに過ぎない」


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