過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/18(水) 19:23:47.85 ID:P18S44Kp0
「戦力? 私以外の何が役に立つっていうのですか」
「お前……!」
絆は押し殺した声を発して、
無理矢理に手を伸ばして操縦桿を握った。
「何をしているのですか!
特務官様はシートに掴まっていてください!」
「思い上がっているお前に、
操縦を任せることはできない。
こちらにメインシステムを切り替えるんだ!」
「は……はい!」
渚が頷いて、操縦権を絆に譲る操作をする。
純は
「どうして!」
と怒鳴って、慌てて操縦桿を何度も引っ張った。
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