過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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64:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/22(木) 20:27:10.84 ID:sON2xcHy0
「どうしてそれを俺に言う? 
黙っていればいいじゃないか」

自嘲的なその問いに、渚は俯いて呟きを返した。

「……とめて欲しいんです。あなたに」

「何を?」

「エフェッサーを……軍を。全ての、虐殺を行う
人間達を……そして虐殺をさせられそうになっている、
バーリェ達を……」

言い淀んで、渚は服の裾を強く握り締めた。

「……とめて、欲しいんです……」

繰り返して、彼女は口をつぐんだ。

絆は松葉杖を鳴らして彼女に近づくと、言った。


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