過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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643:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/21(土) 21:45:48.56 ID:+IntTbT/0
「自分を卑下するのは、圭の影響か? 
似てるな……俺はあの子にも言った。
『生きろ』って。それを守ってもらう。
一度した約束は絶対だ」

「…………」

「もうくだらない理由で、
お前達が死ぬのを見たくないんだよ……」

黙り込んだ純に渚が近づいて、
その肩にブランケットをかける。

「少し休んでこい。俺は、本部局長と
話すことがある。渚さんも、休んでくれ」

「分かりました」

渚が頷いて純を促す。

純が俯いたまま本を手にとって立ち上がった。

奥の寝室に彼女達が入っていったのを見て、
絆は息をついた。


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