過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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66:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/03/22(木) 20:28:37.88 ID:sON2xcHy0
「いいか、よく聞けよ」

絆はしかし、しっかりした声でゆっくりと渚に言った。

「俺は……スラム街の人間も、
エフェッサーも、軍も、その他の人間達も、
そいつらを守る気なんてどこにもない」

「…………」

「俺は、俺のバーリェを守るために戦う。
俺のバーリェ達が、ほんの少しだけでも笑って
暮らせるために、ほんの少しだけでも、
幸せになれるためだけに、俺は戦う」

「……バーリェを殺すことになってもですか?」

渚の問いに、絆は頷いた。

「それが、トレーナーとしての俺のカルマだ」


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