過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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667:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/04/24(火) 21:52:22.21 ID:2BLGZ8KQ0


フォロントンに着いたのは、
しかしそれから二十時間以上も
経ってからのことだった。

艦が受けた損害で、思うように
スピードが上がらなかったのだ。

絆は職員達の手で、機械的に大恒王の
コクピットに詰め込まれながら息を吐いた。

体の各部への局部麻酔が効いているため、
感覚もないが痛みはない。

しかし……両腕を看護師に、
包帯で操縦桿にぐるぐる巻きにされている絆を、
雪と霧が心配そうな目で見ていた。

「絆……来ない方がいいよ……」

雪が、絆の様子を霧から聞いて口を開く。


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