過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 21:53:09.84 ID:2BLGZ8KQ0
霧も頷いてそれに続いた。
「マスター、艦の中でお休みになって
いてください。私達が戦ってきます」
「俺の心配をする前に、集中しろ。
大恒王は起動に時間が掛かるんだ」
絆はかすれた声でそう言った。
純がため息をついて操縦桿を握る。
「全テノ設定ヲパーンクテンション。
システム、起動シマス。
大恒王ノ全システム起動マデ、後十七分デス」
サポートAIの声が聞こえる。
十七分。
驚異的なスピードだ。
やはり純の性能は凄まじい。
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