過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 22:02:56.58 ID:2BLGZ8KQ0
「水蒸気爆発が来る……今だ!」
今までとは比較にならない規模の球形の爆発が、
周囲に広がった。
「全開に展開します!」
『了解。スティグマスフィールド、
生成臨界点ヲ突破。
スティグマスキャノン、発射シマス』
砲身が灰色に輝き、直径百メートルを
超える巨大な光の柱が吹き出した。
それに押される形で後退した大恒王の中で、
絆は向かってきた熱波を、
エネルギーが掻き消して突き抜けたのを見た。
天に向かって飛んだ光の柱は、
軽い音を立ててゆっくりと掻き消えた。
次いで、光が通過した場所の死星獣が、
一気に膨張して炸裂した。
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