過去ログ - 少女「それは儚く消える雪のように」 2
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/04/24(火) 22:11:52.44 ID:2BLGZ8KQ0
越えて行こうとしていた三機のAADが
一瞬で巻き込まれ、
ひしゃげて段々と小さな塊に圧縮されていく。
そして、しまいにはビー玉のような粒に
なって消滅してしまった。
爆発も何も起こらなかった。
一瞬で味方が全てやられてしまったのを見て、
絆はたまらず操縦桿を握りこんだ。
そして訳の分からない声を上げながら、
全ての砲座のロックを解除し、
機械を制御して戦劫王に照準をロックオンさせる。
「ベルクトラルパルスレーザー、
フルバースト。射出シマス」
AIの声と共に体中の砲座から灰色の
レーザー光が発射され、それらは空中で
歪んで乱反射し向きを変えると、
戦劫王に全方位から襲いかかった。
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